--*--◆ 姿形は似ているけど ◆--*--

昔、『名犬ラッシー』と言うテレビ番組がありました。ラッシーというコリーとその家族の物語で、これを見ていつかあんな犬と一緒に過ごしたいと思ったものです。今シェルティーを飼っている年輩の方の中には同じような思いをなさった方が多いのではと思いますが違うかな?
本来なら、その延長から考えて行くとコリーを飼うことになるのですが、何故かシェルティーになってしまいました。シェルティーとの出逢いは、昭和30年半ば、かの有名な「東○畜犬」のカタログだったと思います。

姿形はコリーに似ているけれど、彫りの深い顔、コンパクトで優雅な雰囲気を持った犬、そんな印象でした。
「決めた!シェルティーをいつか飼おう!」 これが我が家の(くまさんの)シェルティー歴の出発点でした。

確かに姿形は似ていますがコリーとシェルティーは違いますよね。
スタンダードには、「Although the resemblance between the Shetland Sheepdog and the Rough Collie is marked, there are differences which may be noted. 」(シェトランド・シープドッグとラフコリーはよくにているけれども注目すべき差異も存在する。)と書かれていますが、一番の差異はどこでしょう?多分、頭部(頭部&身体のバランス)ではないかと思います。

シェルティーの方が彫りの深い目鼻立ちのはっきりした印象を受けます。この違いはストップの深さの違いではないでしょうかね。ストップがはっきりあるべきなのは両者一緒ですが、コリーの方は「僅かではあるがはっきりとした」ストップと表現されており、ストップは浅めです。この違いがシェルティーとコリーを印象づける上で大きな役割を果たしているのだと思います。
とは言っても最近コリーもシェルティーに負けず小型化が進んできているようで、このサイズでコリー?しかもシェルティーのように彫りの深い顔しているという感じになってきていますので、一概には言えませんけれど・・・・・

ルーク君と牝のコリーはサイズ的にはそんなに違わないと思うのです(良いのか悪いのか?苦笑))、それでもルークを見れば間違いなくシェルティーです。シェルティーはシェルティー、コリーはコリーなんですよね・・・・。全体のバランス、この辺がスタンダードに言う「注目すべき差異」と言う所なのでしょうかね?  
  シェルティーはまだ歴史の浅い犬種ですが、目に見えて改良がなされ、一段と綺麗にそして気品のあるものになってきています。現在のシェルティーの基礎となったパンプキン、ハイボーン、リフレクションについては前のページで話しましたが、その後の犬はどうでしょう?おもだった犬を見て見たいと思います。


Chenterra Thunderation

 
Macdega The Pianoman       Macdega Maserati  

   
Jade Mist Beyond Tradition      Ozark Crest City Slicker

1970年代、80年代、そして90年代を代表するシェルティー達です。
90年代のふたり、顔が一段と綺麗になってると思います。左のページのタミーさん(Formal Notice 同胎 AMCH Banchory Bellisima 直子)のマズルに比べると格段に太い。それでいて顔は野暮ったくならず洗練されています。国内でもこんな感じの子が出始めているようですね。今後が楽しみです。